<Overview>
切断に最適な光路長を得る為のΣボックスと発振器を
キャリッジに搭載した独自の構造により、抜群に安定した
光軸と切断性能を得る事ができます。
特許技術のΣボックスは、強固なボックス内に光路上の光学
部品が固定されている事から構造物のタワミなどの影響を
受けにくくクリーンエアーにより加圧することができ、光学
部品が汚れにくい構造なので光軸が安定するだけでなく、
長期間クリーンな内部環境を維持しパワーロスを抑制します。
切断終了後、トーチ上昇しながら空送りを開始し次のピアシ
ングポイント到達前から下降を開始する事で、移動に要する
時間を短縮しています(フロッグ制御)。移動距離に応じて
最適な位置で上昇・下降するよう改良を加え、ノズル・
トーチが鋼板に接触するリスクを軽減しました。また、シーケ
ンスの改良により、更にピアシング動作が速くなり、穴加工の
多い部材や小物部材の生産性向上に貢献します。
LASERTEX主仕様 | |||
型式 | LASERTEX-XX40ZⅡ | LASERTEX-XX60ZⅡ | |
発振器 | FANUC C4000i | FANUC C6000i | |
定格出力 | 4000W | 6000W | |
レーザの種類 | CO2レーザ | ||
構造 | 発振器キャリッジ搭載式/ΣBOX | ||
CNC | FANUC Series 31i | ||
レールスパン | 4500~6500mm ※特殊オプションで8500mmまで延長可 |
||
レール長 | 4800×Nmm(MAX.50000mm) | ||
有効切断幅 | レールスパン-1000mm | ||
有効切断長 | レール長-3000mm | レール長-4000mm | |
最大切断速度 | 10000mm/min | ||
最大早送り速度 | 24000mm/min | ||
最大トーチ上下速度 | 手動送り時:3000mm/min 自動運転時:20000mm/min |
||
切断可能板厚 | 軟鋼 | 3.2~22mm | 3.2~25mm |
ステンレス | 1.5~12mm | 1.5~25mm |