<Overview>
断熱圧縮について
■一般的な流量調整の場合
大気圧状態のガスを外部に熱が逃げないように圧縮して
高圧のガスとすると、ガス自体の温度が上昇します。
この事を断熱圧縮といいます。一般的に、調整器内に高圧
の酸素を一気に入れると、同現象により、調整器内部は高温
になります。(14.7℃MPaの酸素を一気に入れると20℃
だった調整器内部は954℃に上昇)。この際に調整器内部
に、塵埃、アルミ粉、油分などが存在すると、発火源、可燃
物となり、調整器の爆発・発火につながる恐れがあります。
発火に必要な条件:着火源、酸素、可燃物
■断熱圧縮防止機構付 セフティゲージレス ®調整器の場合
一般的な調整器は、バルブから酸素が進入すると一気に
減圧部に到達します。断熱圧縮防止機構付セフティゲージ
レス ®調整器は調整器の酸素入口に断熱圧縮熱防止装置を
装備しているためにバルブから急激に酸素が進入しても、
断熱圧縮熱発生防止機構でいったん酸素を受け、酸素を
一気に進入させない構造となっている為、断熱圧縮による
熱温を低く抑え、断熱圧縮による爆発・発火の可能性が
低くなります。
<Feature>
・二次側調整圧力の目盛の割り振り角度を大きくし、さらに
微調整しやすくなりました。
・ハンドル側の目盛りを合せるだけの簡単操作。
・圧力計を破損させる心配がありません。(現場に最適)